ホワイトプランでいこう

モテたいやつだけ来い。俺をジャンプ台として使え

幸運の女 フォルトゥーナ

幸運の女 フォルトゥーナ

私、結構運がいいんだよね…→不定期でほとんど手に入らないロレックスの時計を手に入れる

家帰ったら鍵が開かねぇ…(ツキが落ちたか?)→街中歩いてたらちょうど弟と会って鍵開けてもらう

たまには下を向いて歩こう→500円玉ゲット!

彼女と知り合って、俺の人生が好転し始めたのだった。

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僕らはワクワクメールで知り合った。

彼女は高校を卒業して親と別居してからホテルのキッチンで働いているそうだ。

僕らは意気投合して会うことになった

だがしかし、ひとつだけ不安点があった

俺は彼女の顔を知らないのだ。

会う瞬間だったよね、後悔するのって。

やっぱり、顔確認しておけばよかった。

パチンコ屋って行く前がワクワクするんだけど、それと同じで出会い系も会うまでが楽しみなんだよね

まぁ、仕事終わりにせっかくきてくれるんだからもし合わなさそうだから帰ろう、そう思っていた、が、

会ったらそこそこかわいかった😍

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彼女は僕よりもかなり歳下だったが、ジェネレーションギャップとかはなく、会う前と同じく、会話も問題なかったようだ。

彼女の会社はかなりブラックらしく、最近まで気も休まらなかったらしい。

彼女はずいぶんとリラックスしたようだった。

僕はジャブを繰り出す

「今日なんでそんな楽しそうなの?笑」

「うーん、一緒にいて楽しいからかなー笑」

this is GO sign

行くしかない。

僕は時間を気にしながら彼女と楽しむ。

あまり長い時間同じ店に滞在すると、食いつきが悪くなるからだ(テンパさんより)

1時間も経たずに僕らは店を出た

ここの店の店員はかなりなれなれしく、店員のお姉さんから「これからどこいくんですかー?😎」とキラーパスをしてくると、彼女は「いやー、変なところ連れてかれるかもですー笑」という会話があった。

こいつら言いたいこと言いやがって…

(まぁ、ワンチャン狙いの思考はホンマもんだが)

店を出ると彼女はすんげー酔っていた

気がついたら、エレベーター前でお互いキスをしていた。

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外はすんごい寒かった。

寒いから手をつなぐことにした。

小さいけど暖かい手だった。

店を出てから次に行くところは何店舗か考えていたが、すぐに決まった。

俺「寒いから風呂入りに行くか。」

彼女「いくー」

俺はスマートだからラブホなんてストレートな言葉なんて使わないのさ。

そのままぐだらず、すぐさまホテルに向かう

ただね、ひとつ悪い予感がここでしたのよ。

今日は三連休中の土曜日。

混んでないわけがないのよ。

案の定、いつも行っているところは満室で空いてない。ところどころ歩いてみるもほとんどが満室。

いやいやいや、ここまできてそれはないぞ。

※実際にラブホボーナス確定したものの、どこも空いてなくて頓挫したことがある。

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しかし、タイトルにある幸運の女である彼女の強運スイッチが入ることになる。

なんと、空いてないと思って唯一最後まで行かなかった格安のホテルが空いていたわけ。しかも一室だけ。

ついてる。

そして僕らは夜の街に消えて行った

しかし、彼女の強運のすごさは翌日も知ることになったのだった…

ーーーーーー

昼頃ホテルを出た。

彼女は帰りの列車が16時までというので、それまで遊ぶことになった。

でも、ゆーて遊ぶことって昼間はないんだよね。

あ、そうだ。思い出した。

やることを思い出した。※ロレックスに行こう。

※実は親父が最近ロレックスの時計が欲しいということで、それを見つけてきたら小遣いをやろうという約束を昨日したのだ(小遣い12万円也)

しかし、この親父が望むロレックスの時計がなかなか手に入らない代物なんだよね。

不定期にしか売らないし、一台のみ、しかも電話での取り置きができないというこの3つの関門を突破しないとゲットできないものだったのだ。(前の日にも行ったが案の定置いてなかった)

まぁ、手に入ることは無理やろ、って思いながらも、この条件を受け入れた。彼女にはロレックスに行くのに付き合ってくれたら、ラーメンをおごるという約束で二人で行くことにした。

ロレックスに入店

店員のお姉さん「あ、ホワイト様!昨日はありがとうございます。実はお伝えしたいことがあります!」

ん、なんや…

「昨日のおっしゃっていた商品、いま入荷されたばかりです!」

…まじで?

急いで親父に電話した。

いや、ありえんでしょ。

6ヶ月毎日通ってやっと手に入れられたって人もいるんだぞ…?

彼女「なに、そんな嬉しいの笑」

こいつか。

こいつが幸運を呼び起こしたのか…?

親父到着

僕ら三人はロレックスに入店し、時計を無事に手に入れられたのだった。

親父「すげえな笑 2日目で手に入れるとか予想外だわ。彼女さん大切にしろよ!」

彼女「…🤗」

俺は親父からもらった小遣いで彼女にお好み焼きをご馳走した

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時間がきて、僕らは別れた。

また会いたい。お互いそう思っていたのかも

僕は別れたあとタバコとコーヒーを買ってJRに乗って帰った。

いやー、こんな日もあるんだな。まじでおれ強運やん。

しかもそのあと500円拾ったしね。

キテる。

実家に着く。寒いわ。やっぱり。

鍵は空いてなかったけど、弟がすぐそこらへんにいて鍵も開けてくれた。

昨日と今日は出来すぎてる。

ただ、まぁ、こんな日もあるのかもね。

それか、彼女の強運ゆえか

GOD knows

happy end