ホワイトプランでいこう

モテたいやつだけ来い。俺をジャンプ台として使え

Do you like Bitter chocolate? part3

僕らはさっきの三人と別れた後、男2人で少し散歩することにした。

お互いに授業料として2,000円ずつ払った後の後悔感は半端じゃなかった。

例えるなら、もう行かまいと思っていたはずのラーメン二郎の行列に気づけば並んでいて完食した後に襲ってくるあの後悔。あれと同じような残念な気持ちだ。

しかし、そんな気持ちもすぐに忘れ、すぐに心を切り替えることにした。

よしっ、今日は絶対に四人で呑んで四人で寝ようぜ!

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そうはいってもあとはボロボロだった。

声をかけても誰も聞いてくれない。

やはり、時間帯もあるのだろうか。

ガン無視はあたりまえ。

始めてから大体四時間は経過していたのか、2人ともそろそろ限界に近づいてきた。

ここで、俺は最終手段を取ることにした。

俺「ラブホ街に行くしかない」

そう、最終手段とはラブホ街である。

実はここは穴場で、女子2人でラブホに泊まりにいくグループは実は多い。実際に僕も美味しい思いをしたことのある、いわゆるパワースポットなのである。

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僕らはそこを目指してひたすら南下した。途中にクラブを通り過ぎるも、行きたい欲を抑え、パワースポットへと向かう。

しかし…

まったくいない。

人っ子一人いない。

しまった。この時間帯はまだ早かったか?

がっかり。

僕らは途方にくれた。

足は痛い、心も痛い、もう限界だった。

しかし、ラブホ街を男2人で歩いてるとき、二度目の悪夢が訪れることはまだ俺たちは知らなかった。

つづく