ホワイトプランでいこう

モテたいやつだけ来い。俺をジャンプ台として使え

もう好きじゃない。ラインもしてこないで。part2

会話が途切れることなくパンケーキ屋さんに到着。二人とも初対面とは思えないくらい打ち解けていた。

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到着したパンケーキ屋はそこそこ有名なところで、中でも悪魔のパンケーキと天使のパンケーキという、2つの対をなしたタイプの一品がインスタ映えするということで女性にも人気があった。

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僕が悪魔か天使かどちらを食べるかは決まっていた。悪魔だ。悪魔の方はチョコレートの可食部分が比較的多く、悪魔の尻尾もチョコレートでできている。家でバースデイパーティーのケーキを食べる時も、基本的にはチョコレートの家などは全て自分が食べ、後に残った砂糖でできてるサンタなどは弟に食べさせていた(そのせいで弟は虫歯になった)。

そのくらいチョコレートが好きだ。

そんな僕の考えを悟ったのか、彼女は天使を選んだ。

「チョコレートたくさんあるほうでいいよ。私のイチゴと交換ね(^^)」

さすが俺のmy angel、君こそがパンケーキの天使だ。

僕はすかさず、チョコレート部分の悪魔の尻尾を彼女にあげて、もらったイチゴを丸呑みした。

ここのお店のいいところはハチミツの瓶が各テーブルに置かれ、ハチミツかけ放題なことだ。〜放題に目がない僕はすぐにハチミツに手を伸ばした。しかしハチミツは甘くても人生は甘くなかった。注いでいるときに瓶の蓋が外れ、ハチミツの濁流がパンケーキに降り注いだ。

慌てて戻しても時すでに遅し。悪魔のパンケーキがハチミツの悪魔と化した。

でも彼女にはツボだったらしい。今日1で一番笑っていた。

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口の中はハチミツまみれでくどく、はっきりいって美味しくない。例えるなら、野菜のまったくない脂だらけの二郎ラーメン、山二郎といったところか。

でも食べる姿を見ておかしく笑ってくれている彼女の姿を見ると、美味しく感じれて完食できた。

なぜなら彼女の幸せそうな姿が僕にとっての1番のオカズだったのだから

帰り際、まだ時間があるので、映画を観に行くことにした。映画自体はショッキングな内容だ。メキシコの麻薬組織カルテルとの抗争を描く内容でR指定もついている。ハチミツまみれのモノを食べた後には辛い。

しかし、怖い状況に二人でいると恋愛モードになる吊り橋効果が働き、手を繋ぐことまではいけなかったが、よりいっそう彼女との'好き'が感じられた。

映画が終わった後はもう夕刻を刻み、あたりには帰宅ラッシュで帰る人々で溢れかえっていた。

時間が来たので彼女とはもうお別れだ。

「まだ一緒にいたい。」

僕らは二人そう感じていた。

彼女を改札まで送っていくことにした。

切符を買って改札を通る。その姿はどこか寂しそうだった。僕は彼女の姿が見えなくなるまで手を振り続けてた。

See you later

彼女から30秒後くらいでラインがきた。

「また会いたい。今日は楽しかった」

どうやら初日のデートは成功したようだ

Thank you ,honey!

続く。